ハニカムタペストリー

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ベビーアルパカの糸でhoneycomb(蜂巣織)のタペストリーを織りました。

ベビーアルパカ、honeycomb織のフワフワ感が好きでショール、ストールを織ってきました。
今回はタペストリーにトライしました。
凹凸を強く出すために経、緯とも密度を高くしました。結果???
機に掛けて織だすとベビーアルパカの毛羽が絡み、綜絖が上がらない・・・・・・・!!
粗い密度ではOKだったのに・・・
仕方なく機から降ろし、巻き直しをしながら1本糊付け・・・
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(写真の容器はキーピングですが糊は生麩と布海苔です)

その後はスムーズ
なんとか織上げました。
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糊抜きをして完成huny3
後は、タピストリー仕上げへ・・・・

シアトルへ嫁ぎました

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アルパカ、絹糸の地にきびそ糸を浮かせた作品がシアトルに嫁ぎました。
お客様はたいそう喜ばれたとのことですが、大変でした。

昨年シアトルで開催された日本の工芸を紹介するイベントに、お世話になっているお店が出品した作品を目にしたお客様からの受注でした。
展示した作品を購入していただければ良かったのですが、縦、横のサイズ指定があり改めて作り直しました。

この作品は緯糸にアルパカを使い、製織後きびそ糸を目立たせるため地を軽く縮絨しています。そのため製織時と完成後の縦、横のサイズが大きく変化します。
何回か試織、縮絨を行い、希望のサイズにしました。

気ままに作っている私には縮絨織物の再注文は大変です。

展示会ではそのものズバリのお買い上げいただければ嬉しいのですが。

 

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コンピュータ制御手織機

足踏み16枚ドビー織機(川島テキスタイルスクール製)の紋栓(ペグ)による機械式制御方式から、パソコンで制御する方式に改良しました。


緯糸を打ち込んだ後フットスイッチを踏むと開口が閉じ次に指定の綜絖が上昇し開口します。

2005年
足踏み16枚ドビー織機の紋栓(ペグ)による機械式制御方式から、電磁弁を稼働させパソコンで制御する方式に改良しました。

2015年
電磁弁からエアーシリンダーによる制御に変え、織物組織に応じて自動的に綜絖(ヘルド)が開閉するよう伝導部分をモーター直付にしました。

織物シミュレーションソフト「Weave IT」で作成したデータを読み込んで織ります。

Weave IT画面

Weave ITのデーターをテキストファイルで保存し、緯糸織込み時の綜絖制御のデータベースを作り織機のエアーシリンダーに繋いでいます。

自作のweaveITdata→ドビー制御データーベース変換アプリ

製織中の制御アプリ画面

織機の上部にモニターがついており表示されている数字が上がっている綜絖の番号です。

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